スチレン系プラスチック（PS、ABS、SAN、SBS）

スチレン系プラスチックは、ポリスチレン（PS）、ABS、SAN、SBSに分類できます。スチレン系プラスチックは周囲温度80℃以下での製品の製造に適しています。

PS（ポリスチレン）は無色透明の粒状プラスチックで無毒で可燃性があり、燃焼すると柔らかい発泡があり、黒煙を伴います。その品質は脆くて硬く、高い耐圧縮性と優れた断熱性を持っています。PSは、ユニバーサルポリスチレンGPPS、可燃性ポリスチレンEPS、耐衝撃性ポリスチレンHIPSに分けられます。GPPS は一般に透明で壊れやすいものです。HIPS は PS とポリブタジエンの組み合わせで作られており、GPPS の 7 倍以上の耐圧縮性と強度が得られます。EPSはPSマスター粒子をガスや蒸気で膨張させて作られています。2％の物質と98％の空気を含む一種のフォームです。軽くて断熱性があります。